合宿免許をストレートで卒業する割合について

延泊になる理由

延泊になる主な理由は以下の通りです。

• 仮免学科
• 卒業検定
• 体調不良
• 寝坊、授業の受け忘れ

仮免学科試験は入校して最も大きい関門の一つと言えるでしょう。

合宿免許は不慣れな環境での生活、そして毎日ある教習で知らない間にストレスもかかります。仮免学科は入校して1週間たたない位でやってきます。ちょうど仮免学科を受講する頃は、日々の生活のストレスを感じ始めているころで体調を崩してしまったり集中力散漫になってしまう方も珍しくありません。

仮免学科を終える頃には生活にも慣れてくるころで、空き時間に現地のご当地グルメを楽んだり、同じ時期に入校した合宿生と仲良くなり遊びに出かけたりと余裕も生まれてきます。

仮免学科を合格する秘訣は、事前学習と生活環境に早くなれることです。合宿免許で入校する前にアプリや参考書などで事前に知識を入れておくことで、実際に入校してからスムーズに理解することにつながります。

生活環境に早くなれるためには、合わない環境の宿泊プランを選ばないことが一番効果的でしょう。一人でなければ寝れない方が、料金が安いからといって他の知らない方と同室の相部屋プランに申込をすると、入校してから寝れない日々が待っていることは簡単に想像できると思います。

部屋プランの選び方についてはこちらで詳しく解説していますので合わせてご参考ください。

仮免学科と同様に延泊になる理由になることが多いのが卒業検定です。卒業検定は決して難しい事は行いませんが、路上で行うために、何か突発的な事が発生したときに上手に対応が出来ずに不合格になってしまうケースがあります。突然の飛び出し、前後を走る車や対向車の動き、歩行者など予測が難しいのが路上教習です。どんな場面でも対応できる冷静さが求められます。

とはいえ多くの方が合格していますので、極端に不安になる必要はありませんが、『何が発生するか分からないのが路上』という認識を持ち、延泊になる可能性を考慮してスケジューリングすることをおすすめします。

意外に思う方も多いと思いますが、実は体調不良と寝坊も延泊になる理由で上位にランクインします。

先ほども解説した通り、不慣れな生活環境で知らない間にストレスがたまり、体調を崩してしまう方もいらっしゃいます。料金だけで選ばずに、自分に合った適切なプラン選びを心がけましょう。

寝坊は完全に自己責任です。寝坊した場合は保証もつかないために、保証があるプランでも追加料金を支払っての延泊になります。対処方法は、目覚ましをいつもより沢山かけましょう。また、不安な方は2人以上のグループで合宿免許に参加すると良いかもしれませんね。

ごくまれに、受けなければいけない授業を間違えて受けなかったために延泊になる方もいらっしゃいます。これも自己責任扱いになり、延泊料金は必須です。入校日にスケジュールを渡されますので、間違えないように都度スケジュールを確認して行動しましょう。

誰も幸せにならない延泊

合宿免許の多くのプランが保証付きです。卒業まで保証という教習所もあれば、3泊まで保証というプランもあれば、検定以外は保証がついているプランもあります。また、全く保証が無いプランもあります。一般的に保証が厚いプランは料金が少し高めになっていて、保証が全くついていないプランは料金が安い傾向にあります。

保証の有無に関わらず、延泊が発生した場合は、教習所は宿泊先の延泊手続きや食事の準備、教習スケジュールの立て直し、次に控えている入校生への影響の確認など多くのリソースが割かれます。よって教習所も延泊率に課題認識を持ち、色々な分析と取り組みを行っています。

教習所の取り組み

例えばあほくドライビングスクールでは、各教習の合格率をデータ分析し、不合格が多い、または増えている教習の要因を特定し、見直しを随時行っています。

指導員の方のマインドセットから、生活環境、指導方法、時には内容の見直しまで行い合格率向上に取り組んでいます。
2023年の夏休みでは小さな努力が積み重なり、ストレートで卒業できる割合は例年より高くなっていると伺っています。

この様に合宿免許の環境作りに力を入れている教習所ではストレートで卒業できる割合が高くなる傾向がありますので、合宿免許を選ぶ時に参考にすると良いでしょう。

あほくドライビングスクール

技能試験

技能試験の採点方法は減点方式です。一度減点されると、それ以上点数が増える事はありません。よって、『いかに上手に運転するか』ではなく『減点されない丁寧な運転』が求められます。

技能試験では減点を受けないために丁寧に慎重に運転することを心がけましょう。

学科試験

学科試験の合格のコツは、問題を正確に理解することです。

これは道路交通法の知識だけではなく、日本語の理解度も含まれます。なので練習問題を沢山解くことが合格率アップにつながります。アプリでも気軽にできるので入校前から行うと良いでしょう。