会社の負担を抑えたい
経費助成率、賃金助成、限度額の考え方を確認し、対象になり得る経費と対象外の費用を分けて把握します。
助成額の決まり方へFOR CORPORATE / 運送会社・法人のご担当者様へ
従業員の大型免許取得は、要件を満たす場合に人材開発支援助成金(人材育成支援コース)を活用できる可能性があります。制度の対象条件、助成率、申請の流れと、法人相談に対応する2校の合宿プラン・料金をまとめました。
従業員の大型免許取得について相談する 更新日:
POINT
INTRO
大型ドライバーの確保には、経験者を採用する方法のほかに、いま在籍している社員に大型免許を取得させる方法があります。運送会社が中型・準中型・普通免許の社員を大型ドライバーへ育てる場合、教習の費用と教習中の賃金の一部に、人材開発支援助成金(人材育成支援コース)を活用できる可能性があります。
人材開発支援助成金は、会社が雇用保険被保険者に職務と関連する訓練を計画的に受けさせたときに、訓練経費の一部と訓練中の賃金の一部を国が助成する制度です。厚生労働省のパンフレットでは、運輸業の事業主が集荷・配送に従事する労働者に大型自動車運転免許を取得させる訓練が、職務関連訓練の例として示されています。
本ページで案内する法人対応校は、マツキドライビングスクールとあほくドライビングスクールの2校です。両校の大型免許合宿プランは、所持免許別の料金と合宿日数を下記に掲載しています。対象者の所持免許・人数・希望時期を添えてお問い合わせいただければ、日程と申込条件を個別に案内します。
経費助成率、賃金助成、限度額の考え方を確認し、対象になり得る経費と対象外の費用を分けて把握します。
助成額の決まり方へ所持免許ごとに合宿日数が決まっているので、勤務から外れる期間を計画できます。
所持免許別の合宿期間へ計画届は複数名をまとめて届け出られます。受入可否と日程は人数を添えて相談してください。
法人対応校のプランへCHECK
厚生労働省のパンフレットにある「業務命令で対象労働者に訓練を受講させる場合」の要件を、大型免許の合宿に当てはめると次のとおりです。
上記は簡易確認です。支給の可否は、計画届と支給申請の内容をもとに労働局の審査で決まります。就業規則や事業内職業能力開発計画の整備、職業能力開発推進者の選任など、計画届の提出までに整える事項もあります。
SUBSIDY
人材育成支援コースの「人材育成訓練」(OFF-JT)を、正規雇用労働者等に受講させる場合の助成率・助成額です。企業規模は支給申請時点で判定されます。
| 項目 | 中小企業 | 中小企業以外 | 補足 |
|---|---|---|---|
| 経費助成率(正規雇用労働者等) | 45% | 30% | 賃金要件または資格等手当要件を満たす場合は15%加算 |
| 賃金助成(1人1時間あたり) | 800円 | 400円 | 所定労働時間内に受講した訓練時間のみ。所定労働時間外・休日の受講分は対象外 |
| 経費助成限度額(実訓練時間10時間以上100時間未満) | 15万円 | 10万円 | 1労働者1訓練あたり。100時間以上200時間未満は30万円(20万円)、200時間以上は50万円(30万円) |
| 年間の支給限度額 | 1事業所 1,000万円 | 1事業所 1,000万円 | 人材育成支援コースの助成額の合計。年度は支給申請日を基準に4月1日〜翌年3月31日 |
計画届の提出時期によって適用される資料が異なります。制度は年度ごとに改正されるため、計画届を提出する時点のパンフレットと支給要領で数値を確認してください。
助成対象になり得る経費と、対象外の費用を分けた料金内訳は、お問い合わせ後に案内します。
料金内訳と助成金活用について問い合わせるLICENSE
大型免許の教習時間は、対象者がいま持っている免許で決まります。技能・学科の時限数は法令で定められた最短時限、合宿期間は2校のプランで設定されている日数です。法定時限と合宿日数は別のものなので、日程はプランの日数で見てください。
| 現在の所持免許 | 技能教習 | 学科教習 | マツキ 合宿期間 | 阿北 合宿期間 |
|---|---|---|---|---|
| 普通車MT | 30時限 | 1時限 | 12泊13日 | 13泊14日 |
| 準中型5t限定MT | 26時限 | 1時限 | 11泊12日 | 12泊13日 |
| 準中型 | 23時限 | なし | 10泊11日 | 12泊13日 |
| 中型8t限定MT | 20時限 | なし | 8泊9日 | 9泊10日 |
| 中型 | 14時限 | なし | 6泊7日 | 8泊9日 |
技能・学科の時限数は道路交通法施行規則に基づく最短時限で、運転免許の教習時限一覧と同じ値です。実訓練時間数は教習所が発行する書類で確認します。合宿期間は教習の進度や検定結果によって延びる場合があります。
AMOUNT
助成額は「経費助成」と「賃金助成」の2つに分かれます。どちらも合宿料金の総額ではなく、助成対象と認められた経費・時間を基準に計算されます。
助成対象と認められた経費 × 助成率
算出額を1人1訓練あたりの経費助成限度額(実訓練時間10時間以上100時間未満なら中小企業15万円)と比べ、低いほうが助成額になります。
所定労働時間内に受講した訓練時間 × 1時間あたりの助成額
中小企業は1人1時間800円です。所定労働時間外・休日の受講分、教習を受けていない時間は対象になりません。
合宿免許の料金には、教習料金のほかに宿泊費や食費が含まれています。次の費用は助成対象外なので、合宿料金の総額に助成率を掛けた金額は助成額になりません。
学校別のプラン料金は下記に掲載しています。助成対象になり得る経費の候補、助成見込額、会社の実質負担額は、対象者の所持免許・人数・企業規模によって変わるため、お問い合わせ後に条件を確認したうえで個別に案内します。
SCHOOLS
本ページで案内する法人対応校は、マツキドライビングスクールとあほくドライビングスクールの2校です。料金は税込で、宿泊はシングル(3食付)です。空き状況、受入人数、料金内訳、個別の助成見込額はお問い合わせ後に案内します。
山形県・新潟県
対応免許:大型第一種
山形県を中心に展開する教習所グループ。大型免許の合宿は、さくらんぼ校・村山校・太陽校・白鷹校・米沢松岬校(山形県)と新潟西しばた校(新潟県)で取り扱います。村山校は東北有数の広さのコースを持ち、大型二種から二輪まで幅広い車種の教習に対応しています。
大型免許の取扱校:さくらんぼ校、村山校、太陽校、白鷹校、米沢松岬校、新潟西しばた校
| 所持免許 | プラン料金 | 合宿期間 |
|---|---|---|
| 普通車MT | 338,000~389,000円 | 12泊13日 |
| 準中型5t限定MT | 308,000~355,000円 | 11泊12日 |
| 準中型 | 298,000~343,000円 | 10泊11日 |
| 中型8t限定MT | 229,000~264,000円 | 8泊9日 |
| 中型 | 195,000~225,000円 | 6泊7日 |
徳島県
対応免許:大型第一種
徳島県阿波市の教習所。「ヒューマンフィーリング」をモットーに、若手から経験豊富なベテランまでの指導員が教習を担当します。宿舎はすべて教習所の敷地内にあり、移動の負担がありません。大型免許のプランはシングル(3食付)で、交通費は往復上限30,780円まで支給されます。
| 所持免許 | プラン料金 | 合宿期間 |
|---|---|---|
| 普通車MT | 364,000円 | 13泊14日 |
| 準中型5t限定MT | 316,000円 | 12泊13日 |
| 準中型 | 293,000円 | 12泊13日 |
| 中型8t限定MT | 250,000円 | 9泊10日 |
| 中型 | 198,000円 | 8泊9日 |
料金は本サイトの大型免許ページに掲載しているプラン料金と同じです。入校時期によって料金が変わるプランは幅で表示しています。
希望する教習所、対象者の所持免許、人数、希望時期をお伝えください。日程と申込条件を個別に案内します。
マツキ・阿北のプランについて問い合わせるWHY CAMP
通学は教習の予約状況によって卒業まで1か月から数か月かかります。合宿は所持免許ごとに合宿期間が設定されており、中型免許所持なら6泊7日(マツキ)、普通車MT所持なら13泊14日(阿北)です。
入校日と卒業予定日が決まるので、配車やシフトを事前に組めます。訓練期間中の賃金・出勤簿の管理も、期間が定まっているほうが整理しやすくなります。
プラン料金に宿泊費と食費が含まれています。助成対象外の費用ではありますが、会社が支払う総額を事前に把握できます。
本ページで案内する法人対応校はマツキ・阿北の2校です。複数名の日程調整や教習所への申込みは、当社がまとめて調整します。
卒業予定日は、教習の進度や検定結果によって延びる場合があります。業務復帰日は余裕を持って計画してください。
FLOW
企業が行う手続きと、当社が支援する内容を段階ごとに分けています。
STEP 1
STEP 2
STEP 3
STEP 4
計画届を提出しただけでは支給は確定しません。当社は助成金の申請代行を行いません。手続きの詳細は、顧問の社会保険労務士または管轄の労働局へ確認してください。
FOR SHAROUSHI
顧問先から「社員に大型免許を取らせたい」と相談を受けた場合、当社は教習所側の窓口として、プラン・料金・日程の案内と申込みの調整を担当します。助成金の手続きは企業と社会保険労務士側で進めていただく分担です。
| 担当 | 対応範囲 |
|---|---|
| 当社(合宿免許ネクスト) | 法人問い合わせの受付、条件のヒアリング、マツキ・阿北のプラン・料金・日程の個別案内、教習所への申込み・予約に関する調整 |
| 企業・社会保険労務士 | 助成対象可否の判断、就業規則・事業内職業能力開発計画の整備、労働局への計画届・支給申請、賃金台帳等の管理 |
| 当社が行わないこと | 助成金の申請代理。受給の可否・支給額・審査結果・卒業予定日・空き状況は当社が確定できません |
計画届に添える訓練カリキュラムや実訓練時間数、教習所が発行する書類については、お問い合わせいただければ教習所へ確認して案内します。
FAQ
一律に対象にはなりません。対象者の職務に直接関連していること、OFF-JTで実訓練時間数が10時間以上あること、計画届を期限内に提出していることなどの要件を満たし、労働局の審査を経て支給が決まります。厚生労働省のパンフレットには、運輸業の集荷・配送に従事する労働者に大型自動車運転免許を取得させる訓練が職務関連訓練の例として載っています。一方、職務に間接的にしか関係しない訓練は対象外で、普通自動車免許の取得講習が対象外の例として挙げられています。
対象労働者は、申請事業主が設置する雇用保険適用事業所の雇用保険被保険者に限られます。入社前で被保険者になっていない内定者は、この要件を満たしません。入社後に受講させる場合は対象になり得るため、入社日と訓練開始日の関係を含めて労働局へ確認してください。
雇用保険被保険者であれば、有期契約労働者も対象になり得ます。人材育成訓練では、正規雇用労働者等の経費助成率が45%(中小企業以外30%)であるのに対し、有期契約労働者等は70%と区分が分かれています。どの区分で申請できるかは、雇用形態と労働局の判断によります。
助成されません。受講生の旅費・宿泊費は「訓練等に直接要する経費以外のもの」として対象外です。食費、交通費、消費税も対象外です。合宿料金には宿泊費と食費が含まれているため、料金の総額に助成率を掛けた金額は助成額になりません。助成対象になり得る経費の候補は、お問い合わせ後に案内します。
すべてではありません。賃金助成の対象は、実訓練時間数のうち所定労働時間内に受講した時間です。所定労働時間外や休日に実施した訓練は賃金助成の対象外です。合宿中でも、教習を受けていない時間や休日は対象になりません。
できます。計画届の提出時に対象労働者一覧を添えて、複数名をまとめて届け出ます。1事業所あたりの年間支給限度額は1,000万円です。同時期に複数名を合宿へ送る場合の受入可否と日程は、人数を添えてお問い合わせください。
教習所の予約と計画届の提出は別の手続きなので、予約自体はできます。ただし、計画届は訓練開始日の6か月前から1か月前までに提出する必要があり、この期間を外れると助成対象になりません。入校日を決める前の段階でも相談を受け付けているので、計画届の提出時期から逆算して日程を組んでください。
教育訓練給付金は、受講する本人が費用を負担し、修了後に本人がハローワークへ申請する個人向けの制度です。人材開発支援助成金は、会社が訓練経費を負担し、会社が労働局へ計画届と支給申請を行う企業向けの制度です。同じ従業員の同じ訓練について、会社が経費を負担しながら本人が給付金を受けることはできません。
制度ごとに異なります。人材開発支援助成金には併給調整の定めがあり、同一の経費・賃金・訓練実施を対象として他の助成金や補助金を申請する場合、どちらか一方しか支給されないことがあります。トラック協会や自治体の制度にも独自の条件があるため、各制度の窓口へ個別に確認してください。
代行しません。当社が担当するのは、法人からの相談受付、マツキ・阿北のプラン・料金・日程の案内、教習所への申込みと予約の調整です。計画届・支給申請などの手続きは、企業または顧問の社会保険労務士が行ってください。教習所が発行する受講証明などの書類については確認して案内します。
OFFICIAL
このページの制度に関する記載は、次の厚生労働省の資料を根拠としています。制度は年度ごとに改正されるため、計画届の提出時点で適用されるパンフレットと支給要領を使用してください。
制度情報確認日:2026年9月14日
対象者の所持免許、人数、希望時期、希望する教習所をお知らせください。マツキ・阿北のプランと日程、申込条件を個別に案内します。助成金の支給可否と金額は労働局の審査で決まるため、当社が保証するものではありません。
法人での大型免許取得を当社に相談するお電話でのご相談:0120-55-4142(通話無料/平日 9:00-19:00・土祝 9:30-18:30)「法人の大型免許の相談」とお伝えください。