2023/9/21
車の免許が失効してしまった場合はどうすればいいですか？
有効期限が切れてしまって更新をしていなかった場合は、また最初からやり直しになりますか？
更新を忘れてしまっても免許を更新できる可能性あり！期限切れからの期間が重要。
運転免許の更新を忘れてしまって失効してしまった…。うっかり失効と呼ばれることだけど、結構よくあるみたいだね。たしかにハガキで通知は来るけれど、普段から車を運転しない人はつい更新時期を忘れてしまいがちです。
また、長期入院などで更新したくてもできなかったという人もいると思います。
このように更新ができなかった、または忘れてしまった人でも、有効期限から決められた期間内に手続きをすれば以前と同じ免許証が手元にもどってきます！諦めずに自分自身の状況を確認して、手続き可能であればすぐに行うことをおすすめするよ。
これらの詳しい解説はスタッフにお任せしよう！
スタッフからのコメント
みのるくんにバトンパスをされました（笑）
それでは免許失効からの再取得について、簡潔に解説していきます。
《やむを得ない理由がある運転免許の失効》
やむを得ない理由とは？
海外への渡航、入院、刑事施設に収容されていた等、公安委員会がやむを得ない理由と認めた場合は、やむを得ない理由として扱われます。
仕事が忙しかった、国内出張でバタバタしてて…、などはやむを得ない理由に該当しません。公安委員会がやむを得ない理由と認めた場合、というのが最も重要なポイントです。自身の例がこれに該当するかどうかを確認すると良いでしょう。
●失効から3年以内
適性試験（視力検査など）のみで以前と同じ免許証が再交付されます。必要書類を準備し、試験場に行きましょう。6か月以内と、6か月を超えて3年以内では若干条件が異なります。詳細は「警視庁ホームページ」をご参考ください。
《やむを得ない理由がない運転免許の失効》
●失効から6か月以内の方
以前に所持していた免許証の再交付が可能です。必要な書類を準備し手続きを進めましょう。
●失効から6か月を超えた1年以内の方
運転免許証の再発行はできません。仮免許証の再発行が可能です。必要な書類を準備し手続きを進めましょう。発行されるのは仮免許証となるため、本試験を再度受ける必要があります。合宿免許では仮免入校プランもあります。仮免入校プランで教習所を卒業した場合、通常通り本試験では技能が免除されます。
《平成13年6月19日以前にやむを得ない理由が発生し、失効後3年を超えた方の手続》
稀なケースではありますが、上記の場合の失効手続きでの免許試験は適性試験と学科試験です。技能は免除されます。詳しくは「こちら」をご参考ください。
上記の様に失効しても経過期間によっては、以前と同じ免許証の再交付が可能となります。再交付が出来ない期間が経過してしまっている場合は、再度教習所に通い卒業を目指し、本試験を受講する段取りになります。一発試験も受講可能ですが、合格率が低く推奨はしておりません。