2023/07/28
中型免許とは、車両総重量11t未満・最大積載量6.5t未満・乗車定員30人未満の車を運転できる免許です。例えば、総重量が11t未満のいわゆる6tトラックや11人以上が乗れるマイクロバスを運転する時に、この中型免許が必要となります。
さらに、マイクロバスを運転する時も、旅客を乗せて運転する場合は中型二種免許が必要となります。
このように、プロのドライバーになるなら持っておきたい中型免許ですが、取得の際の費用は一体どれくらいかかるのでしょうか?今回は、中型免許の取得の費用と傾向についてご紹介します!
中型一種免許を取得する場合
所持免許 | 相部屋 (料金) |
シングル (料金) |
---|---|---|
中型8t限定MT | 7~11万円 | 7~15万円 |
準中型 | 14万円~ | 13~19万円 |
準中型5t限定MT | 14~23万円 | 14~23万円 |
普通車MT | 17~22万円 | 16~23万円 |
この表は、学校ごとのプラン最安値を比較して作成したものです。時期やグレードによってはこれ以上の値段となる場合があります。
教習料金の他にも、中型8t限定解除以外のコースでは仮免手数料が必要となるなど、別途費用がかかる場合もあります。
この表のように、お持ちの免許で運転できる車のサイズが大きいと、その分安く免許を取得できます。
料金の差に関しては、宿舎プランで料金が大きく違うことはありません(あっても3~4万円ほど)。場合によっては、A校の相部屋プランよりB校のシングルプランが安いこともあり得ます。ただ、オンシーズン(繁忙期)とオフシーズン(閑散期)で料金が違ってくることもありますので、その点は要チェックです。
中型免許取得の上で注意して頂きたいのが、AT限定免許所持の方を受け入れる学校が少ないことです。そのため、AT限定免許所持のプランは埋まりやすくなりますので、お早めに申し込むのをおすすめします。
中型二種免許を取得する場合
所持免許 | 相部屋 (料金) |
シングル (料金) |
---|---|---|
大型免許 中型免許 |
23~28万円 | 24~30万円 |
準中型 | 35万円~ | 32~37万円 |
準中型5t限定MT 普通車MT |
39万円~ | 34万円~ |
普通二種 | 19万円~ | 20~21万円 |
この表は、学校ごとのプラン最安値を比較して作成したものです。時期やグレードによってはこれ以上の値段となる場合があります。
準中型5t限定免許や普通車MT免許の所持者のみ受講可能な学校もあります。
中型一種と同じく、お持ちの免許で運転できる車のサイズが大きいとかかる費用も安くなります。さらに、中型・大型一種所持の方は仮免手数料が不要で、その上普通二種免許も持っている場合はさらに安くなることがあります。
中型一種と異なる点は、かかる費用が10万円以上違うことです。このため、就職先などの関係でどちらを取得するのかが決まっている場合には、一種と二種で間違えないよう注意しましょう。
中型8t限定とは
上にある2つの表で「中型8t限定」という言葉がありましたが、聞きなれない方も多いと思います。そこで、中型8t限定について少しご紹介いたします。
平成19年の交通法改正以前に普通自動車免許を取得した方の場合、免許証には免許の条件等の欄に「中型車は中型車(8t)に限る」という記載があります。
この免許をお持ちの方は、車両の大きさが車両総重量8t未満、最大積載量5t未満、乗車定員10人以下の中型自動車を運転できるのです。
このような方の場合、現在の中型免許で運転する、つまり8t限定を解除するための方法は2点あります。一つは飛び込み受験で、もう一つは技能教習の受講および警察署での解除手続きです。詳細は以下のリンクをご確認下さい。
まとめ
中型免許を取得するには、一種免許ではおおよそ10万円台、二種免許では20~30万円台の料金がかかります。部屋プランで言えば、相部屋でもシングルでもあまり変わりがありません。
そのため、現在必要な免許とは何か、どのようなプランで教習したいかをまず念頭にして学校を探すとよいでしょう。
中型一種の運転免許は合宿免許がおすすめ
中型一種免許の取得は短期間で取得できる合宿免許がおすすめです。 一般教育訓練給付金制度の対象プランもあります。
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中型8t限定免許(MT)所持
税込¥99,000~
準中型5t限定免許(MT)所持
税込¥146,000~
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所持免許ごとに卒業までの期間が変わるため、最短卒業期間も要チェック。
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