スケジュール編
長期休暇以外がお得!?
合宿免許には、料金が高くなる時期と安くなる時期があります。その理由は、飛行機やホテルと同じく繁忙期と閑散期があるからです。入校生が多くなる繁忙期には高く、そうでない閑散期には安くなるという仕組みです。
繁忙期は、1~3月・7~9月といった長期休暇シーズンになります。その時は「料金が高くなる」というデメリットがありますが、学生の方には「同年代の人と知り合える」というメリットもあります。
1~3月・7~9月以外の閑散期に入校する場合、2つのメリットがあります。まずは先ほど述べたように「料金が安くなる」こと、もう一つは入校者が少なくなるため「落ち着いた雰囲気の中で教習できる」ことです。
「料金を抑えたい」「ゆったり教習したい」という方には、長期休暇シーズン以外の閑散期が狙い目です。
準備編
日用品はできればある方が便利
合宿の期間は、普通車で最短でも約2週間になります。爪は2~3週間で思いのほか長く伸びるものなので、合宿免許を受ける際には気を付けておきましょう。
爪が長すぎると、授業に集中しにくくなるほか、バイクの技能教習や応急救護といった一部の教習にも支障をきたします。そのため、入校前に爪の処理を行ったり、爪切りを持参(特に2週間以上合宿する場合)したりすることをおすすめします。
また、教習所の中には、ネイルアート(スカルプチュアやジェルネイルなど)をしていると入校できないところもあります。入校前に一度、注意事項をご確認下さい。
合宿生活編
相部屋に一人で入校して大丈夫?
お客様の中には、「相部屋プランはグループ用」とお考えの方もいらっしゃいます。しかし、実際にはそんなことはなく、単独入校は可能です。そもそも、相部屋プランとはグループでない人も同室となるプランです。そのため、相部屋プランを選ばれる方の多くがお一人で入校されています。
入校前には「知らない人同士で同室になる」ということで不安を感じることもあります。しかし、いざ入校すれば「同じ目標の下にいる」ということで意気投合、卒業時には良い友達になった、という感想も多く頂いています。一方、「同室の方とどうしても相性が良くない」と感じる場合は、入校後に部屋移動することもできます。
相部屋プランだからといって、あまり不安がる必要はないといえます。
グループなら持ち物を共有
合宿免許で持っていけるものには限りがあります。とはいえ、約2週間(普通車の場合)という長期滞在になるので、ちょっと旅行に行くよりも多くの荷物が必要になります。
衣類は3~衣類は3~4日分を洗濯して着まわすことができますが、シャンプー等の日用品を全て持って行くとなれば荷物量もかさばります。そんな荷物量の対策手段は2つあります。
1つは宿舎設備の利用です。設備の内容を確認して、持って行くべきものを選別できます。
もう1つは、お店での購入で調達です。宿舎の設備にない日用品も、100円ショップ・ドラッグストア・コンビニを探せば、合宿期間使うのにぴったりの品物が手に入るでしょう。
しかし、教習所や宿舎の中には、このようなお店へのアクセスが悪い所もあります。事前に周辺情報はチェックしておきましょう。
現地調達で荷物を軽減
合宿免許はスケジュールが詰め込まれているとはいえ、空き時間が発生し、時間割によっては、半日も空き時間がある場合もあります。
教習所によっては、コミックコーナーやカフェといった休憩スペースを充実させたり、近隣を散策できるように貸自転車を設備したりしている所もあります。
一方、そうでない教習所に入校するときは、ご自身で暇つぶしグッズを持参して頂くとよいでしょう。携帯ゲームを充電器と一緒に持参したり、他の方と遊ぶためにカードゲームを持参したりするのがオススメです。
空き時間を有効活用
「現地の魅力を楽しめる」ことも、合宿免許の魅力の1つです。現地の魅力をお得に楽しむ方法をちょっと紹介します。
その1つが、スクールバスで名所まで連れて行ってもらうことです。スクールバスは、基本的に宿泊施設までの送迎や通学生の送迎に用いられます。ですが、教習所の中にはスクールバスで送迎エリア内の名所に行くことができる所もあります。
また、入校特典で名所まで行ける教習所もあります。この場合は、名所巡りも教習スケジュールの計画内となるので、楽しむ時間も十分確保できます。
学校選びをするときは、その基準に「周辺に有名なスポットがある」「入校特典で名所まで行ける」ということを頭に入れてみるのもいいでしょう。