2023/07/28
合宿免許と聞くと、若い人が集まっているような印象を抱きがちです。
それなりに年齢を重ねた人がこうした合宿免許に参加したいと思っても、ついていけるのか不安に感じてしまうこともあるでしょう。
そんな方に知ってほしいのが、シニアプラン制度です。
今回は、そんなシニアプランでの合宿免許の参加についてお話しいたします。
合宿免許教習所のシニアプランとは
近年、通院や介護などを理由に、年齢を重ねてから運転免許を取得する必要性が出てくるという方も増えつつあります。
しかし、若い方と一緒に免許を取得するのは、授業のスピードなどの問題もあり、なかなか難しいのが現状です。そのため多くの合宿免許では、中高年や熟年層を対象にしたシニア向けのコースを用意するようになりました。
「シニアプラン」や「熟年向けプラン」など、合宿所によって名称はさまざまですが、一定の年齢以上の方のみしか申し込むことができないようになっているのが特徴です。
30代〜50代、40代以上など、合宿所によって対象となる年齢は異なりますが、年齢に合わせた授業ペースや保証が充実していることもあるため、年齢的に自信のない方はこうしたシニアプランが用意されている合宿免許教習を選ぶようにすると安心ですね。
シニアプランのある合宿免許に参加するメリット
シニアプランの最大のメリットは、年齢に合わせて教習が受けられるという点にあります。
年齢を重ねると、新しいことを覚えるのも大変でついていくのに必死になってしまうこともありますが、シニアプランの場合は年齢に合わせて無理なく授業が受けられるという点は、やはり大きな魅力に感じられることでしょう。
また、シニアプランで申し込みをすると、通常よりも技能教習や検定の保障回数が多くなっていたり、追加料金が少なく済むこともあるため安心です。
中には、技能教習や技能検定などに万が一パスできなかった場合でも、追加料金の心配が一切なく卒業までトライできるといった充実保障の合宿免許教習所もあります。
教習の日程も通常の合宿免許よりも多くとり、ゆったりとしたスピードで授業を受けられるようになっているので、ゆったりめのペースで免許取得まで取り組めます。
合宿免許教習所のある場所によっては、温泉やマッサージ、グリーンツーリズムのようなイベントがセットになっているなど、教習以外にも楽しめたりくつろげる環境が整っているところもあるので、こうした面も魅力となるかもしれません。
合宿免許のシニアプランについての注意点
こうしたたくさんのメリットがあるシニアプランありの合宿免許ですが、申し込む際には注意や確認が必要になってきます。
まず、合宿免許の中には年齢制限を設けている教習所もあり、一定の年齢以上の方は参加ができないようになっているところもあるということです。
年齢制限が定められている教習所では、自身の年齢の参加者自体受け入れを行っていない可能性があるということです。
検討中の合宿免許教習所がある場合などは、必ず年齢制限をチェックするようにしましょう。
また、シニアプランでの申し込みを常に行っているところも多いですが、中には一定期間しか受付をしていないという合宿免許教習所もあります。急に申し込んでも受け付けてもらえない場合もあるので、余裕を持って申し込むようにしたほうがよいでしょう。
シニアプランの内容については、教習所ごとに保障や日数などが異なるため、こちらもしっかりと確認が必要です。
また、シニアプランといっても、必ずしも同年代の人だけが参加するプランとは限りませんので、この点も確認が必要です。
もちろん、中高年のみが参加できる特化したコースもありますが、中には若い人たちと一緒に授業をすすめ保障だけことなるという場合もあります。
ご自身がどのようなスタイルで授業を受けていきたいのかなども吟味したうえで、合宿免許教習所を選ぶようにするとよいでしょう。
保証も充実したシニアプランは、中高年にとってとてもうれしいプランになることでしょう。
運転免許を取得したいけれど、年齢的に自信がないな…という方も、こうしたプランがあれば安心して合宿免許に参加できるのではないでしょうか?