合宿免許で住民票の持参、全員必要なの?
合宿免許では住民票持参が必要な方と、必要でない方がいらっしゃいます。それではどの様なケースで異なるのかを解説します。
仮免許取得がある方
仮免許申請時に本籍と住民票住所が必要となりますので、仮免許がある免許での合宿は持参必須となります。
- 対象車種
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- 普通免許(AT/MT)
- 準中型免許
- 中型免許
- 大型免許
- ※所持免許の上位免許での二種を取得する場合は仮免許申請が必要です。
持参必須の教習所にお申込みした方
仮免許関係なく本人確認の書類として持参必須の教習所があります。
どちらにしろ卒業後に免許センターで更新する際に住民票は必要ですので取得して損はありません。
住民票を忘れてしまった場合
住民票を忘れてしまった場合は必ず教習所の方に相談しましょう。対応方法は異なりますが、以下のような対応の可能性があります。
帰宅し後日に再入校
多くの教習所ではこの対応になります。合宿免許は地元から離れて遠方へ行く事が多いですが、せっかく行ったのに入校できずに帰宅になってしまいます。
リスクが大きいため、絶対に忘れてはいけないものという認識を持って準備を進めましょう。
- 住民票を忘れ一時帰宅になった場合のリスク
- ・取りに帰った際の交通費支給が無い
- ・再入校の指定日が数ヶ月後(希望日に再入校不可)
- ・キャンセル料金が発生する
家族の方に即日に取得していただき速達で教習所へ郵送
3日以内に教習所に速達で届けば条件付きで入校可としている教習所もありますが、ごく一部の教習所でしか認められていません。
合宿先近くのコンビニ等で取得
一部の地域では、住基カードやマイナンバーカードを持っている場合、マルチコピー機で取得できます。
ただ、自治体が取得サービス適用外・取得用のパスを忘れてしまう・集合場所などにマルチコピー機がないといった場合も考えられますので、先もって取得しておきましょう。
住民票の取得方法と内容
郵送での交付申請
郵送で必要な書類を送る、またはマイナンバーカードを使いオンライン申請を行い自宅へ郵送で送られてきます。
窓口での交付申請
お住いの市町村での交付窓口へ行き、窓口で申請を行います。通常はその場ですぐに住民票の写しを入手できます。
コンビニで交付申請
マイナンバーカード屋や住基カードをお持ちの方はコンビニで交付申請を行う事ができます。自治体やコピー機の機種により対応していないものもあります。
各交付申請方法の詳細は各市町村の窓口へお問い合わせください。
住民票の取得時の注意点
合宿免許での住民票取得時に以下を注意して交付申請をしましょう。
- 本籍地記載
- 本人名義
- マイナンバー省略
- 発行から3か月以内
(一部では3か月以上でも有効な教習所あり)
合宿免許の住民票に関するトラブル事例
本籍地が入校不可地域だった
住民票を取得して本籍が入校不可地域だったことが発覚し、合宿免許で入校できない事がありました。必ず本籍地はお申込み時に確認しましょう。
免許証記載の住所と住民票の住所が違う
原付などの免許証を既に持っている方も多い中ですが、免許取得以降に引っ越して住民票が変わっている方は注意しましょう。原則、免許証記載の住所と住民票の住所が不一致の場合は入校できません。
住民票の写しをコピーと勘違いして持参した
住民票の写しは、コピー機で住民票の写しをコピーしたものではありません。住民票原本に記載の事項を用紙に写し、発行したものです。住民票の原本は持ってこられないので、発行したものが写しになります。
マイナンバーの記載がある住民票を持参した
マイナンバー記載がある住民票では入校できない教習所があります。省略の住民票をご用意ください。
入校・手続きに必須なその他の持参品
合宿免許では住民票以外にも持参必須なものがあります。どれも忘れてしまうと入校できない可能性がありますので、出発前に必ず確認しましょう。
本人確認書類
下記のいずれかになります。
- 健康保険の被保険者証
- パスポート
- 住民基本台帳カード(顔写真付き)
教習所により追加で必須な持参品もございます。上記の持参品について、各注意点はこちらをご参考ください。
認印
シヤチハタやゴム印は不可となります。
外国籍の方
外国籍の方は、住民票取得時に以下を注意して交付申請をしましょう。
- 国籍記載
- 本人名義
- マイナンバー省略
- 発行から3か月以内
(一部では3か月以上でも有効な教習所あり)
その他持参必須な持ち物
本人確認書類
下記のいずれかになります。
- 健康保険の被保険者証
- パスポート
- 住民基本台帳カード(顔写真付き)
在留カード
国籍や地域・在留期間満了日・在留カード番号・在留資格が記載されている原本になります。
認印
シヤチハタやゴム印は不可となります。