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大型二種免許を一発試験で取得する方法やデメリット

大型二種免許を一発試験で取得する方法やデメリット

2023/07/28

大型二種免許を取得するために教習所などに通った場合、教習にかかる日数がとても長いというだけでなく、費用の面でもかなりの金額が発生してしまいますよね。
それであれば、費用をかけずに一発試験で取得してしまったほうが良いと考える方も多いのではないでしょうか?
今回は、大型二種免許を一発で取得する方法や、これによるデメリットや問題点についてまとめてみました。

大型二種免許を一発試験で取得する方法は?

教習所などに一切通わず、直接運転免許試験場へ行き、大型二種免許の取得を行うことを、「一発試験」や「直接試験」、「飛び込み試験」などと呼びます。
多くの方は、教習所に通ったうえで本免試験を受けますが、実はこの一発試験のように直接試験場へ行って受験することも可能なのです。
ただし、大型二種免許を一発で受験するためには、大型一種免許または、大型仮免許を取得しておかなくてはなりません。
仮免許の場合は、あらかじめ必要とする路上練習時間もこなしておく必要があります。普通免許などしか所持していない場合は、いきなり試験場へ行っても受験することができませんので注意しましょう。
大型仮免許などは、運転免許試験場で取得することができますので、学科試験と技能試験を受けて取得しておきましょう。

大型二種免許を一発で取得する方法

まずは、受験される運転免許試験場へ行き、受付を行います。受験日や時間などは、その運転免許試験場によって異なりますので、確認の上受付をするようにしましょう。受付時には、必要となる書類がありますので、一式忘れず持参するようにしましょう。※大型免許所持者と、仮免許所持者で持参する物が異なります。
受付後は、試験場にて各種適性検査を行います。視力や聴力が条件を満たしているかといった点や、深視力検査などが行われます。
適性検査が済んだら、学科試験が行われます。普通二種免許(中型二種も同様)などを所持している場合には、この学科試験は受ける必要がありません。
多くの場合、後日技能試験を受験する形になります。日程を確認して、技能試験を受験します。無事に合格したら、その後二種免許を所持していない人は、取得時講習を受ける必要があります。

大型二種免許を一発で取得する場合のデメリットはある?

大型二種免許を一発で取得する場合のデメリットはある?

のようにみると、普通自動車免許の一発試験と比較して日数はかかるものの、費用もぐっと抑えられるなど、メリットしかないようにも思えますよね?
合宿で拘束されたり、教習所にひと月近くも通うことに比べたら、かかる日数はとても短くて済みます。しかし、一発で取得する場合には、いくつかのデメリットもあるのです。
まず、最も大きいデメリットとして考えられるのが、合格するまでの大変さです。
大型二種免許は合格するのが非常に難しく、ハードルが高いとされています。合宿や自動車教習へ通って受験した場合と比較しても、おそろしく合格率が低く、実際一度で合格しているという人は8%にも満たないといった結果になっているのです。
当然、当日再試験を受けることはできませんので、後日別の試験日に受験をする必要があります。
そもそも、普通免許や中型8t限定免許しか持たない人は、直接受験ができず仮免許を取得する必要があるという点です。
昔は直接受験もできたのですが、現在は事実上できないため手間がかかります。
大型免許を所持している人であっても、日常的にトラックやバスなどを運転している人でなければ、大型二種免許を一発で取得するのは難しいといわれている状況ですから、普通免許しかなかった方が、飛び込みで受験するのはかなり大変だといえるでしょう。
さらに、問題なのが大型二種の場合、一発試験に対応している運転免許試験場が少ないという点も挙げられます。
ごく限られた試験場で、かつ実技試験の際には同乗する試験官も必要となるため、一部地域によっては、なかなか実技試験の日程が決められないといった問題もあるようです。

まとめ

確実に一発で合格できる自信があるのであれば、直接大型二種免許を取得するのもありかと思います。
しかし、合格率の低さから見てもわかるように、直接試験を受けて合格するのはなかなかの難関です。
教習所などを卒業して本免試験を受ける場合には、この難関となる実技試験はパスすることが可能です。
最終的にどのようにして受験するのが、自分にとって良いのか十分に検討したうえで一発試験を受けることが大切だといえるでしょう。