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普通車免許の学科試験前日…過去問題集でさくっとおさらい!

低くて高い学科試験の壁

普通車免許の学科試験。路上での実技は大丈夫でも、机の上ではどうも不安と言う人、効果測定は大丈夫だったけど、本番に弱くてどうも心配という人。
何はともあれ、この試験に合格しなくては免許取得という目標は達成できませんから、やはり一つの壁として意識しない人はいないでしょう。
大抵の人はクリアできるレベルのものとわかってはいても、やはりどうしても不安になってしまうのはわからないではありません。
微妙な違いをついてくる問題が多いからでしょうか、入念に勉強を重ねたつもりでも、どうしても最後の一歩で詰めの甘さが出て、やむなく再試験に突入と言った苦い経験をする人も中にはいるかと思います。
これが面白いことに、受かる人はすんなり受かったりするから厄介です。
別にそれほど熱心に勉強をしている印象が無い人でも、仮面や効果測定の時点でそれほど良い印象が無かったとしても、卒検までの流れはスムーズにこなしていったりします。
この辺りは、免許を取得する過程やそれ以前から蓄積や本人の興味関心(要するに車が好きかどうか)の度合いにもよるのでしょうが、どうしても卒検が心配という人はやはりいるものです。

やっぱり受かるなら一発合格

簡単に見えても実は難しかったり。いくら勉強してもなかなか本質的な部分が落とし込めないのが卒検です。どんな勉強にも言えることかもしれませんが、自分自身がしっかりと根っこの部分を理解していないと、どうしても勉強の成果が結果として現れてはくれません。
意外とあるのが、実技が不足しているというケースです。要するに、自分が運転する場面でそれほど用いられていないケースや場面に対する細かい規則に関する問題が、どうしても身体で理解できずに暗記が甘くなってしまうということはよくあることです。頭でわかったつもりでいても、それがどうして重要なのか、なぜ存在するのかと言った面がしみついていないために、何度暗記学習をこなしてもどうしても頭に入ってくれなかったりします。マニュアルで免許を受けたとしてもオートマに関する知識が問われたりもしますから、そういった面で苦手意識を持つ人も多いでしょう。
どうせ受けるなら一度で合格したいというのが、多くの受験者の切実な本音でしょう。

少しでも苦手意識の払しょくを

苦手意識がある人であれば、頻出する問題、抑えてきたい部分は気になるところでしょう。少ないですが、代表的な設問をいくつか紹介します。

・ABSが備わっている自動車は、急ブレーキをかける際にペダルを一気に踏み込み、そのまま踏み続けなければABSは作動しない。
 →×(ABS作動時には、一気に踏み込みそのまま踏み込み続ける必要があります)

・軌道敷内を通行することができるのは、「軌道敷内通行可」の標識がついている線路のみである。
 →〇(軌道敷内とは路面電車の線路などのことを指し、車での通行時は標識が必要です)

・自動車には乗車してよい人数の制限があるが、12歳未満の子どもをのせる時は、大人1人と子ども3人が同じ人数として計算される。
 →×(子ども2人を大人1人とします。子どもと大人を同じ数で扱うわけではないので注意)

・MT二輪車とオートマチック二輪車とでは、ホイールベースが長く小回りがききにくいのは、どちらかと言えば前者である。
 →×(全く逆になります。自動車免許では二輪車についても聞かれるので、抑えておきましょう)

・牽引自動車で国道の高速道路を走行する場合、その法定速度は100km/hである。
 →×(80km/hの間違い。牽引も高速自動車も、卒検までに経験はしないかもしれませんが、知識は必要です)

・勾配が急な下り坂を走行する場合には、安全面の理由から徐行する必要がある。
 →〇(この問題に限らず、勾配に関する問題は多いので注意が必要)

・車のワイパーが故障してしまった場合、その日雨が降っているかどうかに関わらず、走行をしてはならない。
 →〇(ワイパーが壊れた車は危険なので、走行してはいけません。この問題に限らず、免許取得後の事故等にも関わってくる、安全面に関する問題はきちんと押さえましょう)

・マニュアル車と違い、オートマチック車ではクラッチ操作でのギアチェンジなどは行わない。
 →〇(マニュアルでの受験でも、オートマに関する知識は要求されます)

しっかりとおさらいをして、一発合格を目指してください!