2023/08/14
普通免許は社会人になる前に多くの方が取得を目指す、最も身近な国家資格の1つといえます。近年では車の所持率が下がっていると言われていますが、社会人になると急に必要になっても取得時間の確保が難しいこともあり、車の購入予定が無くても学生の頃に取得しようと考える方が多くいらっしゃいます。
ここでは普通免許の取得にあたって、その方法と流れを解説していきます。
普通免許を取得するための条件
年齢
年齢は18歳以上であることが条件となります。
教習所に通う方は各教習所で入校規定の年齢がありますので必ず確認しましょう。18歳未満でも入校できる教習所は多くありますが、仮免許の取得時は18歳になっている必要があります。
免許経歴
普通免許は、中型免許や大型免許などのプロドライバー免許と違い、免許経歴は必要ありません。所持免許なしの方も取得を目指すことができます。
身体条件
適性検査にて、視力、聴力、色彩識別の力の検査があります。
視力は片眼で0.3以上、両眼では0.7以上と定められています。学校での視力検査はABC評価になりますが、A評価は1.0以上となりますので問題なくパスできるでしょう。B評価は0.7以上となるため、規定値ギリギリになります。C評価は0.6以下となるため規定値未満の可能性が高いために眼鏡が必要になります。教習所に入校する前、また運転免許試験場でも視力検査があります。規定未満の方は必ず眼鏡を用意しましょう。
聴力検査や色彩識別能力検査がクリアできなかった方は、別途適性相談が必要となります。身体条件が未達の方は、条件付きで免許交付が可能な場合がありますので、運転免許センター(運転免許試験場)にて必ず相談しましょう。
障害者手帳をお持ちの方、てんかんやうつ病など運転に支障がある、または支障がある可能性があるとされている持病をお持ちの方も適性相談が必要となります。申告漏れは法律違反となりますので、必ず免許センターの担当官に相談しましょう。
普通免許を取得する流れ
下記は指定教習所を利用した場合のステップになります。
指定教習所の他に、届出自動車教習所、指定外教習所があります。詳しくはこちらをご参考ください。
ステップ1.教習所卒業
指定教習所へ入校し、卒業を目指します。
教習期限は教習を開始してから9カ月です。
指定教習所を卒業した場合は、卒業後の本免試験で技能が免除されます。
ステップ2.試験場の試験で合格
運転免許試験場で適性試験(身体条件など)と本免試験を受験します。
技能試験もありますが、指定教習所を卒業した方は免除されます。
教習所の卒業証明書は1年間有効です。1年以内に試験に合格しなければ失効となります。
ステップ3.免許交付
試験で合格すると、書類手続きや合格者講習を経て普通免許が交付されます。
多くの場合は即日に発行されます。
一発試験とは?教習所は必ず卒業する必要はある?
一発試験とは、教習所を卒業せずに運転免許試験場(運転免許センター)で技能試験と学科試験を受講することを言います。合格率が極端に低く、5%未満と言われています。
一発試験の場合は審査基準が厳しく、10回以上受講する方も珍しくありません。試験の予約が難しく、また試験料が都度発生するために教習所を卒業した方が時間的にも料金的にも良いために、免許取得の主流の方法ではありません。
まとめ
普通免許取得の流れを解説しましたが、いかがでしょうか?
注意点は2つあり、教習所選び(指定教習所、指定外教習所など)と適性試験です。
指定教習所以外では料金が安い傾向にありますが、本免試験の際に技能試験が免除されないなどデメリットが大きくおすすめできません。また、適性試験では申告漏れがある場合は法律違反になりますので必ず申告しましょう。
多くの方が持っている車の免許は最も身近な国家資格です。しかし試験は簡単なものではなく、法律で定められている事項も多くあります。知らなかった!ということがない様に事前に必ず調べ、また分からない事は教習所や免許センターの方に必ず確認しながら免許の取得を目指しましょう。
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