車の運転免許を取得するにはいくら必要？普通免許の料金相場

通学で教習所を卒業

通学の場合の料金相場は30万円～40万円となります。この料金の差は、地域差とプラン内容の差になります。

安い地域では普通車ATで27万円前後となり高い地域では35万円前後になるようです。そして通学では各教習所でスピードコース（名称は教習所により異なる）と言われる技能教習所の予約を優先的に取れるコースがあります。また、1か月間の間に事前にスケジューリングを行い短期で取れる通学プランもあるようです。

これらのオプションをつける場合は料金が高くなり、40万円を超える場合もあります。

通学で車の免許を取るメリット

最大のメリットは私生活との両立です。学校や仕事がある方は空き時間に教習の予約を取り、地道に進めることができます。数か月単位で免許の取得を検討している方に向いているでしょう。

通学で車の免許を取るデメリット

デメリットは予約の取りにくさです。特に学生の長期休みのシーズン（7月～9月、1月～3月）になると大変込み合い、予約が取れないということも珍しくありません。進路先で免許が必要、でも3月まで予約が取れない…。このようなお問い合わせを例年多くいただきます。通学の場合はスケジューリングを緻密に立てましょう。

合宿免許で教習所を卒業

合宿免許の料金の相場は20万円～40万円となります。教習所は繁忙期と閑散期の差が激しく、都市部以外の教習所の閑散期シーズンは人が少なく、赤字覚悟の料金で合宿免許を行っている教習所が多くあります。また、宿泊環境でも料金の差が大きく出ます。一般的に学校寮は安く、ホテルは高くなります。中にはリゾートホテルのプランもあり、相場を超えた料金となります。

時期ごとの相場

繁忙期（1月～3月・7月～9月）…30万円～40万円

閑散期（4月～6月・10月～12月）…20万円～30万円

合宿で車の免許を取るメリット

最大のメリットは短期間で取得できることです。また、8割以上の方がストレートで卒業されますし、3日以上延泊になるケースは稀です。よって、計画通りに運転免許を取得できるということが合宿の最大のメリットでしょう。閑散期シーズンで調整が可能な方は、相場よりも10万円近く安くなる可能性もあります。

合宿で車の免許を取るデメリット

まとまった休みが必要であることがデメリットと言えるでしょう。普通車ATでは最短14日間、MTでは16日間かかるのが一般的です。プランによってはそれ以上の日数がかかります。仕事や学校などで2週間の休みの確保が難しい人が殆どだと思います。また、春休みや夏休みのシーズンでは40万円近くする可能性が高く、シーズンによっては料金が通学よりも高くなります。

運転免許試験場で試験に合格（一発試験）

運転免許を取得するためには、必ずしも教習所を卒業する必要はありません。試験場で試験に合格すれば免許取得が可能です。

しかし、合格率は極端に低く、10回以上挑戦しても合格できないということも多々あります。そして試験の予約を取るにも中々予約が取れずに、結局通学や合宿で取った方が安く早く取れたよね、という事も珍しくありません。