2024/03/29
「合宿免許に興味があるけど、何をすればいいんだろう…?」
「1度きりになるかもしれない合宿免許だし失敗したくないなぁ…」
こんな疑問や不安を感じている方は多いのではないでしょうか。合宿免許は多くの方が初めての体験で、しかも1度きりになる可能性も高い特徴があります。
ここでは合宿免許を選ぶにあたっての段取りや注意点など、合宿免許に関わるノウハウを解説します。これから合宿免許を検討する上でご活用ください。
本記事は以下のStep①の解説記事です。
合宿免許の特徴と選ばれる理由について
合宿免許は若い世代を中心に多くの方に利用されている、運転免許取得に必要な指定教習所を卒業する手段の一つです。
指定教習所を通学で卒業しても合宿で卒業しても、運転免許取得方法に違いは生まれません。教習所を卒業する手段として通学を選ぶか、合宿を選ぶかの違いになります。
それではまず合宿免許の特徴と、選ばれる理由を解説します。
合宿免許と通学免許の料金や期間の違いをざっくり解説すると以下の通りです。
費用 | 必要な期間 | ||
---|---|---|---|
合宿免許 | 繁忙期 | 35万円~40万円 | 最短14日間 |
閑散期 | 22万円~30万円 | ||
通学免許 | 繁忙期 | 30万円~40万円 | 1ヵ月~3ヵ月 |
閑散期 |
普通車ATの一般的な料金や期間です。地域含めた条件により上記に当てはまらない事もあります。
合宿免許は時期により料金が異なりますが、期間は最短14日間と短い期間で卒業ができます。一方で通学免許では料金と期間が1年を通して変化がありませんが、期間は合宿に比べ長く必要になります。
最近では通学で短期集中コースという呼び名のようなオプションプランがあり、追加料金を払うことで短期間で卒業できるサービスもあります。
上記で比較した通り、合宿免許の最大のメリットは短期間で卒業できることです。通学では教習の予約を毎回する必要があり、事務的な手間もあります。
入校時期などの条件が合えば通学よりも安くなることもメリットになりますし、あえて遠方に行くことによる経験もメリットになるでしょう。
多くの方がこれらのメリットのいずれかに魅力を感じ、合宿免許を選んでいます。
詳しくはこちらの記事でも解説してますのでご参考ください。
合宿免許を選ぶ基本的な流れと注意点
合宿免許に行きたい!と考えても選び方を間違ってしまうと、イメージするものとは全く異なるプランに申込をしてしまうことも…。ここでは選ぶ流れと注意点について解説します。
合宿免許に興味を持った段階(リサーチ)
まず合宿免許に興味を持った場合は、そこから具体的な計画を立てていくと免許取得までにスムーズに段取りを組むことができます。具体的な計画までいかなくても、「○○までには免許ほしい!」というようなものでも良いでしょう。就職や次の進路を控えている方は、取得日が必須になると思いますのでそれよりも余裕を持ったスケジュールを心がけましょう。
合宿免許のスケジュールを考える(プランニング)
スケジュールを立てる際には、免許を取得しておく必要がある(または希望する日)から逆算して考えるとより確実になるでしょう。実際には以下のような形になります。
10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
---|---|---|---|---|---|---|
予約 | ||||||
入校前準備 | ||||||
合宿免許 入校 | ||||||
試験場で本免試験 |
卒業後は1年以内に住民票がある運転免許試験場にて試験を受講ください。
3月前半までに免許を取得したいと希望する場合
予約について
2月や3月は年間で最も予約が多い繁忙期のシーズンになるため、10月には多くのプランが満室になります。11月以降も空き枠はチラホラありますが、料金が予算よりも高かったり、希望する部屋プランが無かったりと、条件に合わないプランが残っている事が多くあります。
2月3月入校は最も早く予約が必要な入校月で、4ヵ月~5か月前に予約をすると希望する条件に合うプランを見つけられる可能性が高いでしょう。
予約をするにあたって重要な段取り
①学校やプライベートの予定を確認する
学生の方々は学業が最優先なので、テスト期間や登校日などを事前に確認して合宿免許に調整できる十分な期間があるかを確認しましょう。また、友達との約束が無いかも確認した方が良いですね。
☆よくあるキャンセル要因(注意点)
・大学のテスト期間とかぶってた
・就職先のオリエンテーション(研修など)の予定がはいってしまった
・合宿期間中に登校日があった
合宿免許は原則一時帰宅はできません。また、自己都合によるキャンセルはキャンセル料金が発生する可能性もあります。(キャンセル規定は予約先に確認が必要です。
かなり先の予定なので把握しきれないかもしれませんが、外せない用事が無いかどうかはしっかり確認しておきましょう。
②親権者含め周囲の同意を得る
合宿免許では2週間以上かかり、また費用も決して安いものではありません。未成年の方は必ず親権者に同意が必要であり、またご家族の同意(理解)も必要になるでしょう。
☆よくあるキャンセル要因(注意点)
・親権者が同意していなかった
・職場から駄目と言われた
・やっぱり仕事が調整できなかった
合宿免許では自身のスケジュール、そして関わる周囲の方々との調整が必要になるでしょう。先の予定の調整になりますので、必ず段取りをしっかり行い予約を進めましょう。
予約後に入校日を変更したい場合や、キャンセルを希望する場合は以下もご参考ください。
希望の合宿プランを予約する
合宿免許に必要な期間を調整できる日程が決まりましたら、希望に沿えるプランを選びましょう。ここからは予算や希望する合宿生活により個々で変わります。以下のような条件で探している方が多いのでご参考ください。
目的地から探す
出発地から探す
こだわりの条件から探す
入校の準備をすすめる
予約が完了したら次は入校する準備の段階になります。入校時に必要なものは、事務的に必要な書類(住民票、申込書、誓約書など)と生活用品です。教習所により書類の提出期間が独自に定められていますので、必ず予約をした教習所の指示に従うようにしましょう。
持ち物や準備品関連は以下のページで詳しく解説しています。予約済の方は是非ご一読ください。
まとめ
合宿選びについて細かく解説しましたが、これから合宿免許を選ぶにあたって重要なポイントはスケジュールと周囲の理解です。希望する合宿プランがあっても、スケジュールが合わなかったり、予約が遅くて既に満室だったり、家族や職場の反対があれば叶いません。
プランニングは余裕をもって行うように心がければ、きっと素敵なプランを予約することができるでしょう。